屋根塗装の費用相場
屋根を塗装を頼んだ場合の費用は、40万円から60万円が相場となっています。
ほとんどの場合で60万円を見ておけば、それを超えることはあまりないようです。
屋根の塗装費用の内訳は、仮設足場・高圧洗浄・養生・下地調整・タスペーサー・下塗り・中塗り・上塗りに分けられます。
屋根塗装の工事内容
仮設足場
まず仮説足場ですが、これは塗装時に職人さんが使うための足場の組み立てを意味します。
ここをきちんとしておかないと安全に作業できませんから、とても大事な工程です。
高圧洗浄
また、高圧洗浄により藻やコケの発生や粉塵の蓄積の汚れを落とし、新築時の状態に近く戻します。
養生
養生をして、割れやヒビなどの部分に差し替えやコーキングを行い下地を調整します。
タスペーサー
タスペーサーというのは、もともとは職人さんが縁切りといった手作業により塗料のつまりをとる作業をしていましたが、この作業に非常に時間がかかるのを解決するために作られたものであり、屋根塗装の時間も費用も短縮できるため、現在ではタスペーサーを使われることがほとんどです。
塗装作業
そして、下塗り、中塗り、上塗りの作業を行うことで屋根の塗装が完了します。
塗料による価格の違い
屋根の種類にもいくつかありますので、ここでは一番オーソドックスなスレート瓦の費用について述べます。
スレート瓦は、天然のものと人口のものがありますが、どちらも塗装直しは必要です。
屋根塗装は当然屋根のサイズによって価格が変わってきますが、さらに塗料の種類によっても価格が変わってきます。
アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素から選べて、価格はフッ素が一番高級で、シリコン・ウレタン・アクリルと続きます。
一番安いアクリルで、だいたい25万から、一番高級なフッ素では45万ぐらいからとみておけば良いです。
いづれにしても、屋根の塗装は美観だけではなく、家を保護する意味で非常に重要なリフォームになります。
普段目にすることのすくない屋根ですから、気づいたときにはボロボロに、ということも少なくありません。10年ごとぐらいに、見直しを検討してみてはいかがでしょうか。